自分の信念がすべての現実を引き寄せる法則〜ハイパフォーマーズになるための方程式

ここで出逢った方々の人生に「何か一歩踏み出す変化のきっかけ」になるヒントを。人生は、毎日が冒険です。

「お前自身の言葉で、生きていく決意や覚悟を示す必要がある」。


お世話になっていた方の一周忌がありました。

今までいたと思っていた方が、いなくなる。
なんともいえないこの気持ち。
誰にも明日は分からない。

だから、今できることを
ためらうことなくやる。

「こうしたい」と思ったら、
今すぐとりかかる。

「ずっとご無沙汰していた、
あの人に連絡とりたい」
と思ったら、
今すぐ連絡をする。

大好きな人が、
そばにいれば、
「大好きです」と言葉にして
きちんと伝える。

片思いの人がいたら、
思い切って、
気持ちを伝えてみる。

自分の意思とは関係なく、
亡くなっていく方の気持ちを考えれば、
生かされている今に感謝し、
この与えられた命を、
生かさなかったら、
その方に申し訳ない。




追伸

いろいろありがとうございました。
私は、あなたが生前、教えていただいたことを、
今も大切にして生きています。

いまから14年以上前、
私が、若くして喪主を経験しなくてはならない、
そんな状況になった時、
あなたは私を一人呼び出し、

「最後の喪主挨拶の時に、
どんなことがあっても用意してきた原稿なんかで、
言葉を読んだり、涙を流したりするんじゃない。
喪主である以上、お前は、
参列者と残された家族、親戚、
そして故人に、お前自身の言葉で、
生きていく決意や覚悟を示す必要があるんだ。
それが、きてくれた参列者の方々に対する
恩返しになることになり、
思い残して天国に逝った故人に対する
何よりの供養になるんだよ」。

と教えてくれましたよね。

若かった私にとって、
どうしていいかわからない
茫然自失の時間が続く中で、
その言葉で、
「自分がしっかりしなければ」と、
初めて一歩前に踏み出す、
大げさではなく、
男としての誰もが経験する大きなハードルを
乗り越えることができた、と
今この瞬間も思っています。

すべてを受け入れ、
この自分に与えられた命、
使い尽くそう、と。
本当にありがとうございました。
私がそちらにいく時は、
またゴルフやりましょうね。

合掌。