自分の信念がすべての現実を引き寄せる法則〜ハイパフォーマーズになるための方程式

ここで出逢った方々の人生に「何か一歩踏み出す変化のきっかけ」になるヒントを。人生は、毎日が冒険です。

第618号/「人の5倍死ぬ気でやれば、たいていのことは何とかなる」。


以前在籍していた
雑誌デザインの制作チーム。

小さい会社だったので、
すべて自分たちで
やらなくてはならなかったのだが、
そこであらゆるものを
やらざるえない環境で、
やってきたことが、
自分の礎のひとつになっている。



なかでも過酷だったのは、
中心核になるスタッフが
ごっそりやめて、
来月号が出版できないかもしれないと
なったとき。

現場を回る人間が、
自分を含めて二人。

売上をつくるセールスから
ディレクション、納品まで、
文字通り全部やらなくてはならない。
一定の売上がなければ、
雑誌も出せない。

考えるだけで目眩がしそうだった。
それでも落ち込んでる暇さえなかった。

デザイナーなどのスタッフに支えられながら、
一定の売上と全部やり終えて、
出版できたとき、
達成感というよりは、
なんとか出版できたという
わずかな安堵感だけだったが、
それと引き換えに、
「やる気になれば、絶対できる」という
ひとつの真理を手に入れていた。

「人の5倍死ぬ気でやれば、
 たいていのことは何とかなる」。




その後、独立して、
多くのハイパフォーマーに出逢ったが、
ほとんどの人が、
みんな

「人の5倍から10倍、やっていた」。

それは実際の行動も、
時間の使い方も、考え方も、
集中の仕方も
とにかくすべてにおいて量をこなしていた。

世の中でハイパフォーマーな人で、
その分野で
圧倒的に量をこなしていないで、
ナンバーワンになった人はいない。

もし

圧倒的に量をこなしていないで、
ナンバーワンになったとしたら、

それは、本人が意識していないだけで、
どこかで必ずやってきた助走期間がある。

何かを極めようと思ったら、
突き抜けようと思ったら、

「人の5倍死ぬ気でやれば、
 たいていのことは何とかなる」。


そしてどんな困難なことも、

「人の5倍死ぬ気でやれば、
 たいていのことは何とかなる」。



「自分はダメだ」と思ったら、
「人の5倍やったかどうか?」と
自分自身に質問を。


そこで「YES」なら、
あとは方向を変えるだけ。
今までのことはすべて無駄になるか?
いやきれいごとじゃなく
自分だけの盗まれない資産になる。

そこで「NO」なら、
後はやるだけ。

自分にNOのサインは、
死ぬ間際で充分。

自戒を込めて。