人間関係もまわってきた流れを止めてはいけない。
「水も流れていなければ、
腐ってしまうように
人間関係もまわってきた流れを止めてはいけない」と
若い時に教えてくれたのは、
武道家の師匠でした。
「何かをモノを頂いたらお返しするのは、
当たり前のことだが、
もっと気をつけないといけないのは、
形のないものをいただいた時だ。
・誰かを紹介していただいた。
・普通なら金額がかかるものを、
無料で教えていただいた。
・本来お金が発生するものに、
無料で招待された。
・食事にいったら、御馳走された etc.
こういったことをしてもらったら、
単なる電話や
その時にお礼を口にするだけで
終らせてはいけない。
きちんと「目に見える形でお返しする」ことが、
自分の人間関係や人生の流れを良い方向に
動かしていくんだ。
「つながりを大事にする」と言っていながら、
実際に実践している人は、
限りなく少ない。
それを知らない人や、
分かっていてもやらない人は、
自分で気づかないうちに、
その流れを勝手に止めている。
もっと恐ろしいのは、
本人がそれを気づいていないで
人生を過ごしていってしまうことなんだ。」
と。
自分と縁がある魅力的な方々は、
たしかにそういうことを
当たり前にされている。
「一歩踏み出すキャリアデザイン養成講座シリーズ」に
登壇していただいた
悪女学研究所所長の藤田尚弓先生が
http://ameblo.jp/naoceo/
おっしゃっていた「恩送り」や「返報性のルール」も
このことに通じます。
私が大好きなイメージコンサルタントの
吉原珠央さんのこの本でも、
目に見える形でお返しすることは、
「人やモノを自由に選べる」人たちに共通しているところなのです
と書かれています。
普通の人が、
普通にすますところを
あえて一歩先にいく心配りをする。
難しいからこそ、
それを当たり前にさらりとできる、
そんな人でありたいですね。
私も出来ていないからこそ、
自戒を込めて。
