｢すればするほど人が離れていくのが自慢話。すればするほど 人が近づいてくるものが、失敗話。

何かをのりこえ、
そのときは
きっと想像以上に
辛かったたんだろうと思うことでも、
あっけらんと明るく話す人に会うと、
すごいなぁ、と心底感動する。


そしてそういう人は、
魅力的だから、
周囲に素敵な人しかいない。


私が尊敬する金平敬之助さんの著書に、

｢すればするほど
人が離れていくのが
自慢話。

すればするほど
人が近づいてくるものが、
失敗談｣

という言葉がある。



人間の機微を理解するうえでの
本質をついた名言だ。


私は、これに、

｢すればするほど、
知らず知らずのうちに、
ファンを作ってしまうのが、
心配り｣

と付け加えたい。



私の周囲にいる魅力的な人たちは、
100人中100人が間違いなく
｢他人に対する心配り(恩送り)｣と
｢気にかけること｣の頻度とレベルが、
ハンパではないからだ。

どちらもやらなくたって、
注意もされず、
指摘されることもない。
またお金をもらう行為でもない。


それでも彼らは、
あえて
自分に気を配るまえに、
他人に心を配る。


相手を慮ばかる情熱に、
口先だけではない
一期一会を心底意識する
魂が込められているのだ。


人生が一瞬の光のようなものなら
これだけ人が存在する中での出逢いは、
まさに奇跡。


そんな奇跡の一瞬一瞬を、
心に焼き付けていく
置き換えのきかない人生でありたいですね。