第１０８４号／そこにあるものに、付加価値を演出していく職業。
先日、クリエイティブ事業の仕事で、
撮影していた時に、
数年前に
あるシンガーのレコーディングを
撮影した時のシーンを想い出しました。
同じ歌でも魂がこもっている歌は、
何度でも何度でも聴きたくなる。
そんなことを教えてくれたシンガー。
撮影しながら
このシンガーの方は、
どんな人生を生きてきて、
どんな想いを背負って生きてきたのだろう…
そんなことを想いながら、
こんなに人の心を揺さぶる歌い方に、
オリジナルってこういうことだなぁと改めて。
簡単に、
代替えが聞く時代だからこそ、
オリジナルを持つ人は、強い。
それこそ、どんな時代になっても、
「選ばれる理由」になるし、
「この人じゃなければ」と思うからです。
「この感じを写真で撮ってもらうには、
あの人しかいない」
「この瞬間の映像は、
あの人が撮影する映像しかない」
「これを言語化して表現するには、
あの人に言葉を作ってもらうしかない」
「この書は、あの人に書いてもらわないとダメだ」
私のしている、
一見、抽象的に見える
クリエイターと言われる職業は、そんな職業。
そこにあるものに、
付加価値を演出していく。
写真も映像も、デザインも、
手段でしかありません。
そこにある無機質なものに、
「この想いを伝えるために」
クリエイティブという手段で、
その存在に息吹を入れていく。
新たな展開をさせるために、
現在休止している、
２５回開催してきたセミナー事業
「 Career Design Stage」も、
まだ今は、誰にも見つけられていないけれど、
間違いなく誰かが見つけて、
世の中に貢献していく人たちを
セミナーという形で、
私がプロデュースしていく仕事。
そして、
その講師の魂の言葉を聞いた参加者の、
一歩踏み出すきっかけを
そっと背中から押していく仕事。
・変わりたい
・何かのきっかけを掴もうとする
・このままじゃダメだから
そんな熱い意思を持った人たちが集まり、
そんな人たちに、
本物のメッセージを講師の方々が
発信していく場ですから、
面白くないわけがありません。
セミナーをプロデュースするって、
見た目はシンプルで簡単そうですが、
実はものすごく深く、
講師の方が、
どんなにメジャーだろうが、
どんなに慣れていようが、
講師の魅力をプロデューサーが、
「引き出さないと引き出せない」のです。
逆に、メジャーな講師じゃなくても、
その講師のコンテンツを
しっかり引き出すことができると
そのセミナーの空気感が変わります。
個人、中小企業、団体、レストランだけでなく、
地域の活性化など、
今そこにある課題に、
俯瞰できる、
第三者の目になるクリエイターが入ることで、
コミュニケーションの橋渡しをする、
クリエイターというこの職業。
もっともっと
世の中に価値を生み出していきたいと思います。
人生＝時間です。
人生という一瞬の限りある時間、
自分の命に花を咲かせ、
毎日起こるすべてのこととの出逢いに感謝し、
たった一度の人生、
悔いのないように楽しみ尽くしましょう。
今日もこのブログを読んでくださった方の1日が、
どんな喜怒哀楽あっても、
結果的に「あの日があったから」と思える
人生の変化のスタートになる
最高の1日になりますように。
毎日、素敵な出逢い、
素敵な出来事がありますように。
＜今日の人生を変える読書＞
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発行責任者／尾又 大輔
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