第１０６０号／「どこを切り取られても、何かを伝えられる人でありたい」。
その人を知る時、
その人の関わるものを見て、
人となりが伝わってくるものが
あることを知るとき、
心が揺さぶられるときがある。
高価なものを身につけているとかではなく、
「ああこの人、こういうことを
大事にされている方なんだなぁ」とか、
これをきっと意識しているんだなぁ、とか。
そんなこだわりから見えてくる
その人の本質。
インターネットがインフラになり、
SNSが当たり前になっている
いまの時代、
文章のやり取りが、
普通に行われている。
まさに個人の時代。
そんな中で、
美しい字を見たときに、
心が激しく揺さぶられるように、
美しい文章もまた、
心が揺さぶられる。
以前、ある女性書道家の字を見たとき、
本当に心が震えるくらい感動した。
単なるうまいとかいうレベルではない。
その字に対する魂のようなものが
吹き込まれていて、
それがその文字から躍動感として伝わってくる、
そんな感覚。
先日、書店でも、
「どこを切り取られても、
何かを伝えられる人でありたい」
こんな言葉を目にしました。
今、注目されているモデルさんの写真集に
書かれていた言葉なのですが、
なんて素敵な言葉であり、
また潔い言葉なのだろうと。
その人のファッションや、
その人の書いている言葉や、
その人の持っているモノなどから、
その人がわかるって、
本当かっこいい。
自分の仕事や言葉から、
「これ、あの人のものだよね」って思われることが、
生きている最高の醍醐味のひとつ。
「今日でも私は、
この問い、何によって憶えられたいかを
自らに問いかけている。
これは、自己刷新を促す問いである。
自分自身を若干違う人間として、
しかしなりうる人間として見るよう、
仕向けてくれる問いである」
by P.ドラッカー
今日も、
仕事と、人生、すべての人、
すべての出来事との出逢いに感謝し、
たった一度の人生、
悔いのないように楽しみ尽くしましょう！
こうしてブログを通して出逢えた、
すべての方に感謝です。
皆さんにも毎日素敵な出逢い、
素敵な出来事がありますように。
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発行責任者／尾又 大輔
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