第1056号/指導者という職業は、「自分のあり方」を常に問われる最も厳しい職業のひとつ。
世の中には、習いたい思う「対象」が
たくさんある。
そして、
その「習いたい」と思う対象には、
それを指導する「指導者」という人が存在する。
いつもここにも書いている
「良師は、3年かけても探せ」という言葉通り、
(自分に合っている)
本当の指導者というのは、
なかなか巡り会えない。
その指導されている
何かの結果や実績が、
いくら素晴らしくても、
「名選手、名監督にならず」の言葉通り、
教えること指導することと、
その対象での大会や実績は、
参考にはなっても、全く別。
教える対象を指導者が心底愛し、
習う者に愛情を注ぎ、
その技術の試行錯誤する努力はもちろん、
その技術の先にあるものが、
習う者に伝わり、
そのパッションが
習う者の心を揺さぶってゆく。
そしてまた、
指導者という職業は、孤独な職業。
「習いたい」という者を
自分の好き嫌い関係なく、
迎えいれる場所を作り、迎え入れ、
習う者の都合で、
離れる時期が来れば、
笑顔で送り出すこともまた
やらなければならない。
「人の心の秒針の揺れ」までも理解し、
相手の才能を引き出す職業=指導者という
仕事をされている人は、
その対象に対しての
技術やパッションはもちろんのこと、
常に人としての「自分のあり方」まで問われ、
サボるのも許されない職業。
だからこそ、
本当の指導者というのは、
なかなか巡り会えない。
本当の指導者だと思える人に
触れる場所にいる人は、
人生の最も大切なもののひとつを
もう手に入れている。
そして、それはお金で、
絶対買うことができない。
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発行責任者/尾又 大輔
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