第１００５号／「言葉の使い方」で、「人間性が垣間見える」という真実。
- 昔、「食で、人を見る」という
- 【発信メディア】
高名な武道家の方が、
いらっしゃった。
その人の食べっぷりで、
あるいは、その仕草やマナーで、
人間性を見るということだと思いますが、
深いなぁと。
多分、その人の数だけ、
その人の人間性を見る方法はあると思いますが、
私は「文章、言葉の使い方で人を見る」ことが多い。
「文は、人なり」といいますが、
文章って、やはりその人の人間性や、
生きるスタンスが、
滲みでてしまうものなので、
やはりどんなに表面を繕っていても、
わかってしまうものか、と。
とくに、いまは
メールが当たり前になっているので、
そのメールの言葉の使い方で、
はっきりとわかってしまうような気がする。
文章の上手い下手ではなく、
人間性が垣間見える
文章表現、言葉の使い方、モノの言い方。
私自身も、
自戒しなくてはならないことだが、
意識していても、
意識していなくても、
「言葉の使い方」は、本当に重要。
ちょっとした「モノの言い方」で、
仕事がスムーズに進んだり、
進んでいたのに、
「モノの言い方」で、
一瞬で終わってしまったり。
人間関係も恋愛も、同じ。
相手からの「モノの言い方」に
違和感を感じるとき、
「なぜ、こんなモノの言い方をしてくるのだろう」と、
相手の想いを汲んで、
そのうえで、
自分の言葉をどう投げかけるか。
私自身も、
自分がいたらなかったために、
なくしたものもあるし、
悪気がなかったとしても、
相手の「モノの言い方」が、
あまりに失礼だったために、
これはうまくいかないと中止したものもある。
本当によく言われることだが、
「言葉は包丁」。
使い方次第で、人生が変わる。
相手を輝かせることもできるし、
いやな気分にすることもできる。
一度発した言葉は、
取り消せないからこそ、
相手を輝かせることもできるし、
いやな気分にすることもできる。
そんな言葉を使える状況に、
いつも自分がいること。
毎日、心に刻んでいきたいですね。
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発行責任者／尾又 大輔
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