第９３１号／「悔しさ」は「理想の自分になる」ための「やる気の導火線」。
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悔しい経験は、
年齢を重ねるごとに、
少なくなっていくことが多いですよね。
ある意味、
大人になるにつれて、
「まあ、しょうがないか」と
いい意味でそう思える器に
なってきているのかもしれません。
でも、
悔しい経験、悔しい想いは、
自分を無理やりにでも
動かす原動力にもなります。
人は基本怠け者なので、
（私の場合は、超がつくほど）
わかっているけど
→行動まではしない
という人がほとんど。
変わりたいと言いながら、
セミナーや勉強会に参加して、
「よぉーし、やったる！」と言いながら、
何もしないで時間だけが過ぎていく、
みたいな。
（私もそうでした涙）
誰もがわかっていることですが、
「思っている」のと
「実際に行動する」の間には、
別世界にいくような深い谷があり、
思っている以上に、
その差がある
ということ。
人の能力に、ほとんど差はない。
でも
「想いの強さ」には、
絶対的に差がある。
では、その自分を爆発させるパワーになる、
「想いの強さ」は、一体何で決まるのか？
それは、
「そう簡単に引き下がれない理由が
そこにどれだけあるか」
言葉を変えれば、
「それをあきらめられない理由が、
どれだけそこにあるか」
アスリート、
勝負の世界で生きているなら、
「そこに負けられない理由が
どれだけあるか」
ということ。
１）自分の全ての時間やお金を投資している
２）莫大な借金をしている
３）これをできなかったら
愛する人たちが路頭に迷う
どこかに連れて行かれてしまう
４）これを達成できなかったら、
自分自身が惨めになり、
自分自身の存在価値・存在意義がなくなってしまう
５）悔しい想いをさせたあいつに
バカにされ、笑われる、見返してやりたい
etc...
人の数だけ許せないものや
悔しい想いがあると思うのですが、
５）のパワーは、特に強い。
失恋をして、
フられた女性に対し、
『絶対いい男になって、
「もったいないことをした」と思わせたい』
なんかも
ここにあてはまりますよね。
つまり、
「失敗、思うようにいかない経験」
の時に感じる「悔しさ」は、
「理想の自分になる」ための
「やる気の導火線になる」ということ。
自分では、
「買ってでも悔しい想いを買おう」
なんて普通の人は思わないので、
「失敗、思うようにいかない経験」
の時に感じる「悔しさ」は、
ある意味、
「今、お前に本気で変わるチャンスあげたけど、
どうするの？」という神様からの
愛情溢れるギフトということなのです。
でも、
その事象が、多くは、
一見大変な形でやってくるので、
気づかないことが多い。
そう考えれば、
「すべてのことに意味がある」と
心から思えるはずですよね。
別にスピリチュアルな話でも、
よくある自己啓発的な話でもなく、
本当に
「すべてのことに意味がある」。
そこに毎日気づける自分でありたいですね。
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発行責任者／尾又 大輔
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