ここ何回か「記録すること」の意味を書いてきましたが、記録したことは、客観視することになるので、必ず自分をカイゼンさせ、進化させていきます。私が書いているノートにも、その日の想いなど書いていますが、仕事や人間関係、行動などの失敗も書いています。例えば、「今日のあのとき、あんな風に言ったから、こうなってしまった。次は、こんな風に言うようにする」「あのとき、いつもよりもっと即断即決すべきだった。あそこで決意してなかったからこうなった。次は、迷わず速攻で▲▲と言おう」「あそこで優先順位を最後にしたことが、結果的に後回しになって、後手後手にまわってしまった。次は、最初にまわして最初にこなす」などなど。日々の失敗を記録して、その時々の場面を客観視することで、書いた瞬間にすぐに修正していけるものもあれば、分かっていても、また同じ失敗を繰り返してしまう場合もたくさんありますが、人生の中で、その時の場面と同じ瞬間がやってきたときに、失敗をする確率が格段に減ります。人は失敗を繰り返し、自分を進化させていく。失敗は財産といいますが、それは、「そのことから学べれば」という言葉が前にあることを忘れないでいることが前提です。私も失敗が多すぎて、思わず涙が出そうになるときも本当にたくさんあるのですが、「日々の失敗を記録し、客観視することで、ありたい自分の姿に近づけていく」という言葉を心に刻み、失敗するたびに、自分が進化してるんだと思うようにしています。（お利口さんになったということですね）失敗の数だけ、前に進んでいける人でありたいですね。自戒を込めて。たった一度の人生だから、自分という最大の資産をさらに価値あるものにして、自分自身に魂をふきこみ、たった一度の人生だから、毎日の当たり前ではない幸せに気づける人生を。今日という日が、どんな喜怒哀楽にかかわらず、「あの日があったから、今の自分があるんだ」と思えるような自分の人生の記念日になる１日になりますように。
