第６０１号／ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく/ダイヤモンド社。
さて、早いもので、もう１１月。
ブログも書いていない間に、
今年も残り二ヶ月を切っていて、
本当に早いなぁと痛感するこのごろ。
最近、この本を読み、
久々にのめり込んだ感覚がありました。
堀江さんの本は、
全部読ませていただいていますが、
今回の本は、まさに自伝。
自伝、評伝は、
自分以外の人生を
リアルに追体験できるという意味で、
と思っているのですが、
まさに今回の本は、
そんな感覚を強くしました。
自伝が本当に価値を発揮するのは、
著者のなかなか
どれだけ具体的に書かれているか。
それは、その著者だけが、
見てきた風景であり、
そこから感じた想いは、
その著者が書き残さなかったら、
永遠に世の中にでてこなかったもの。
逆にいえば、
自分の人生が一度しかないことを
考えれば、
自伝、評伝に触れることは、
自分の人生の基準や
可能性に対する考え方を広げ、
自分が一歩踏み出す宝が、
確実にそこにあると言えるか、と。
今回は
堀江さんの波瀾万丈の人生の
場面場面で、
本当は、どんなことを
考えていたかが感じられる、
決して書かれていなかった、
貴重な言葉の数々が描かれており、
人間・堀江貴文が
垣間見える
私自身は、
こそが、
何よりも生きていく上で最も重要、
今回の本は、刺さりました。
今、何か行き詰まっているかた、
まさしくゼロから
なにか初めようとしている方に、
ぜひ読んでほしいと思います。
