第501号/つながっていく縁、離れていく縁。魅力的な一回の出逢いは、学生時代の10年間に匹敵する
以前、参加したイベント会場で、
私の主催する
キャリアデザインステージに
よく参加してくださる方に会い、
いろいろ話を聞いていると、
「社会人になってからの出逢いで
親しくなる時間って、
これまでのつきあってきた時間とか、
まったく関係ないですよね」
というようなことを
おっしゃられていて、
思わず強くうなずいてしまいました。
私も社会人になってからの
魅力ある方との出逢いは、
学生時代に過ごす10年間以上に、
匹敵すると
常々思っているからです。
名刺交換しても
全部つながることはありませんが、
縁があった人とは、
やっぱりつながる。
波長が合う。
波動が伝わってくる。
むしろ二回ぐらいしか会っていないのに、
昔から知っていたような感覚があり、
つくづく人の縁の不思議さに、
人生の機微を教えられます。
年齢を重ねるに連れて、
相手とのいい意味での
距離を保つ緊張感が生まれ、
その距離を知っている方とは、
とくにつながりやすい不思議な人との縁。
離れていくのもひとつの縁。
常に縁に気づける人でありたいですね。