第４７２号／圧倒的な努力で、引き寄せた挑戦者。

女優、米倉涼子さんは、
先月ブロードウェイの「シカゴ」で
ついに主役デビューを果たされた、
カッコいいおひとり。

「情熱大陸」での特集をみたら、
日本の人気実力派女優ということで、
オファーがきたのではなく、
自分でオーディションのVを何度も送って、
ついにこの役を手に入れたことが、
紹介されていました。


人気女優というステージに、
胡座をかくことなく、
自分でチャレンジして、
手につかんだからこその
記者会見での涙。



何かの特別番組でも
最初の公演が終わったときに、
控え室にもどってきても、
しばらく手が震えていた様子が映っていて、
なみなみならぬ覚悟と
緊張だったことが、
こちらにも伝わってくるようでした。

日本のトップを走るアクトレスが、
オーディションを何度も受けて、
自分をプレゼンしているということ。


そのチャレンジしている姿に、
襟を正されたのは、
私だけではないではないでしょう。


老若男女、
メジャーマイナー問わず、
自分の人生に
真摯に向き合っている方にお会いすると、
自分のあり方に、
新しい息吹を入れてもらったようで、
感動して泣きそうになります。


私もたったひとつの自分の命、
真摯に生きていきたいと。
自戒を込めて。