自分の信念がすべての現実を引き寄せる法則〜ハイパフォーマーズになるための方程式

ここで出逢った方々の人生に「何か一歩踏み出す変化のきっかけ」になるヒントを。人生は、毎日が冒険です。

振られる方も辛いけれど、 振る方も十分辛いのを知っているのが大人。


以前、一緒にチームを組んでいた女の子が、
大失恋をして、
「話をきいてほしい」と
私のところに連絡がきました。


恋愛に関して、
連戦連敗の私なんかに、
一体何ができるのだろうと思いながらも、
自分の豊富な(涙)失恋経験を話しました。

人より失恋経験が、
圧倒的に多かった(涙涙)私には、
その気持ちが良く分かります。


若ければ若いほど、
自分を否定されたような怒りや切なさ、
悔しさ、虚しさが、交錯するし、
その人への想い入れが強ければ強いほど、
なおさらその現実を受け入れるのに
時間がかかるからです。

またこんなときに友人だからといって、
簡単に「気持ちが分かる」という言葉も
安易に使ってはいけないと思っています。


私自身がそうだったように、
その切なさは、
本人しか分からないものであるし、
その現実を受け入れて消化し、
前にすすんでいくのは、
他の誰でもなく、
その人自身であるからです。

私が、いつも手にする
人生の本質が詰まっていると思う名著

今日からできるなりたい自分になる100の方法 (幻冬舎文庫)/中山 庸子
¥560

の「素敵なパートナーを見つける方法」の
出会いと別れに関しての中に、
こんな一節があります。

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(抜粋)

一度でも、自分から
別れを切り出したことのある人は、
先に言う立場の辛さが分かります。

どんなに上手に言ったとしても、
相手が傷ついたり悲しんだりすることが
わかっているからです。

振られる方も辛いけれど、
振る方も十分辛いのを知っているのが大人。


自分が好きでなくなった相手に
別れを切り出して、
たとえどんなに相手に引き止られても、
もう心は以前と同じにいかないことを知っている人は、
逆に相手から別れを切り出されても
相手を深追いすることの愚かさも
分かっているはずです。


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「本当に相手を想う」ということが、
どういうことなのか、
本質を突いたまさに名言。

著者の中山さん自身の切ない経験も
きっと込められているのであろう
この深い愛情溢れる言葉を、
失恋するたびに
いつも思い出すようにしています。


「人間の機微を知ること」は、
その人の生きてきた人間力の深さに
比例していくからこそ、
人間力を磨いていける人でありたいですね。


私もまだまだだからこそ
自戒をこめて。





もっとなりたい自分になる100の方法―ココロとカラダを磨いて (幻冬舎文庫)/中山 庸子