自分の信念がすべての現実を引き寄せる法則〜ハイパフォーマーズになるための方程式

ここで出逢った方々の人生に「何か一歩踏み出す変化のきっかけ」になるヒントを。人生は、毎日が冒険です。

悪い部分を探すのではなく、 良い部分だけを探すようにするんだよ。

尊敬するフォトグラファーに、
「いつもよい写真をとるのに
どんな勉強されているんですか?」
と聞いたことがあります。

すると、こんなことを教えてくれました。

「どんな写真を見ても、
悪い部分を探すのではなく、
良い部分だけを探すようにするんだよ。
そうすれば、
どんな写真からも学ぶことができる。
良い写真かそうでないかは、
見る側、感じる側の感性もあるから、
そこにフォーカスして論じるのは、ナンセンス。

もちろん、自分の感想を持ち、
その写真を見てこう思う、みたいなものは、
大事だけどね」


これを聞いて思いました。

「写真」の部分を「人」と置き換えても
まったく同じだ、と。

悪い部分を探すのは、
言ってみれば
粗を探すようなものなので、
簡単だし誰にもできますよね。

でも良い部分を探し言葉にすることは、
その視点に対するリアクションというジャッジと
自分の見た視点の責任が伴うので
勇気が必要です。


逆に言えば、
相手の良い部分を、
きちんと言葉にして
伝えることができる人や、
相手を思って
言いたくないこともあえて言ってくれる人は、
誰よりも自分の言葉に、
信念と覚悟と責任を背負って
生きているのです。


どうせなら、
良い部分だけを探し、
それをきちん言葉にして、
伝えることができる達人でありたいですよね。

言葉は、伝える時に、
そこにどれだけ想いが強く込められるかで、
魂の宿り方が変わります。

だから、
その自分だけが見つけた視点の言葉は、
想いを込めて具体的に伝えることで、
相手を生かすことになり、
その結果めぐりめぐって
自分にも返ってくるので、
結局生かす生かされる関係になっていくのですね。

縁あって関わった人、
そして自分の大切な人たち、
自分自身に対しても、
良い言葉だけを投げかけてあげましょう。

今、思っていることを
出し惜しみしたり
もったいつけたりなんかしないで、
魂を込めて今、この瞬間に伝えるのです。

果物にも旬があるように、
言葉を投げかける時にも旬があります。
伝えたいと思ったその時は、
まさに一番沸点が高いとき。

悪い部分を探すのではなく、
良い部分だけを探して伝えましょう。

お世辞じゃなく、
あなたが心から思った相手の良い部分を。