第９３６号／「何気ない気遣いを何気ないものとして受け止めない」。
さて、三月も早くも残り二日ですね。
本当にあっという間に過ぎてゆく
忙しい時間の中で、
「この瞬間を大事にしよう」という感覚を
大切にしています。
何気ない気遣いを
何気ないものとして受け止めず、
それを恩返し、恩送りしていく。
何かプレゼントをもらった。
声をかけてもらった。
うれしい言葉をもらった。
気にかけてもらった。
誰かを紹介してもらった。
etc...
「誰かが自分に向けて、
気にかけてくれる」っていうことは、
その人の時間を
自分にくれたということ。
人生＝時間ですから、
それは、その人の命の時間の一部を
自分に使ってくれたということ。
プレゼント＝モノを贈られると
胸がいっぱいになるのは、
「気持ちを具体的に表してくれた」から、
その心意気に多くの人が
心を揺さぶられるからなのでしょう。
自分に使ってくれた時間に気づき、
そのことに感謝をして、
次に何か違う形で恩返ししていく。
私も不義理がしていることが多いからこそ、
自戒をこめて、
「何気ない気遣いを何気ないものとして受け止めない人」
でありたいなぁと。
発行責任者／尾又 大輔
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