「外れることを恐れた届かないパットは、永遠に入らない」。
若い頃、趣味だったゴルフの
シングルを目指していた頃、
定期的に一緒にラウンドさせていただいた
鞄持ちをしていた起業家の方に
いつも言われていた言葉です。
起業家の方は、
外してオーバーしてしまうときは、
「よくやった」と褒めてくれるのですが、
ショートした時は、
烈火のごとく怒り、
いつも
「外れることを恐れた届かないパットは、永遠に入らない」
という言葉だけを
何度も何度も言い放ちました。
カップを通り過ぎていくのが怖かった私は、
ビビってショートしてしまうんですね。
今思うと、
「外れること」を
「相手にフラれること=断られること」、
「届かないパット」を
「伝えたい相手に対する想い」、
「永遠に入らない」を
「永遠に想いは届かない=思ったことは永遠に実現できない」
と置き換えれば、
人生で大切な真理が見えてきます。
「断れることを恐れていたら、何も人生進まないし、
断られてもいいから何でもチャレンジして
結果的に失敗してもそこに何かが必ず残る」
ということをパットから教えてくれていたんだと思います。
仕事でも恋愛でも
「相手から断られること」を恐れ、
(相手が迷惑してる場合は別です)
やる前から予防線を引いている場合って、
私を含め、たくさんありますよね。
私の尊敬する今東光和尚の言葉で、
私が大切にしている言葉、
「人生は何もやらない虚無感よりも、
何かにチャレンジしたその結果である傷心の方が、
遥かに尊いものである」
にも通ずるものがあります。
何かやるときに
弱気になったら、
「外れることを恐れた届かないパットは、永遠に入らない」
という言葉を心に。
恋愛でフラれることが圧倒的に多い私には、
非常に力強い言葉なのですが(苦笑