第９６７号／「そのきっかけ＝出逢い＝チャンスをいただいたことに、何か恩返ししたのか？」

「そのきっかけ＝出逢い＝チャンスを
いただいたことに、何か恩返ししたのか？」


いろいろな人とリアルで接することを、
いつも大切にしているのですが、
その出逢いの中で、
上記の質問、

「そのきっかけ＝出逢い＝チャンスを
いただいたことに、何か恩返ししたのか？」

を常に心に刻むようにしています。


私も周囲を見ても、
何をもって成功というかは置いといて、
いわゆる「成功している」方は、
「きっかけ＝出逢い＝チャンスを
いただいたこと」に対しての感謝が、
普通の方が思っている基準値が、
はるか先にある。


考えてみれば、
その「きっかけ」という「出逢い」がなければ、
その現実は起こらなかったわけなので、
そこに感謝することは、
当たり前のことではあるのですが、
どこかで「当たり前」だ
と思っている人が多い、
あるいは、
「わかっているけど、まあいいでしょう」
みたいな自分中心の感覚になっているのでしょう。

いわゆる「成功している人」に、
親を非常に大事にする方が、
本当に多いのも、
「自分が生を受け、
この世に出してくれたこと」に
感謝しているから。

また、恋人、夫婦などパートナーを大切にすることや
自分が光があたっていないときに
手を差しのべてくれた人に対して、
その恩を忘れないのも、
彼らに共通しています。


「当たり前のことなど、この世にひとつもない」ことを
身にしみて、彼らは知っているのです。


冒頭の質問に戻りますが、

「そのきっかけ＝出逢い＝チャンスを
いただいたことに、何か恩返ししたのか？」


といっても、
すぐに返せないこともありますよね。
私もたくさんあります。

でも、いますぐ返せなくても、
「何か気持ちを具体的に形に表して、伝える、贈る」ことは、
今すぐにでもできますよね？


メールを送る。
電話して、声を聞かせる。
ハガキを書く。
手紙を書く。
贈り物をあげる。
呼び出してご馳走する。

たくさんお金をかければいいのではなく、
ハガキや手紙なら、
１００円以内でできます。


また自身で実践されて、
「何か気持ちを具体的に形に表して、伝える、贈る」ことの
意味を知っている、
いわゆる「成功している」方々は、
じつは、その辺を
こちらがびっくりするくらい、
見ているのです。


心からそうしているのかどうか。
打算的に、媚を売ってきている行為なのか。

別にスピリチュアルな話ではなくて、
神様だって、ご先祖さまだって、
見ていると私は思っています。


きっかけ＝出逢い＝チャンスに感謝し、
常に気づける人に。

それを、
さりげなく恩返しできる人に。


自戒を込めて。




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発行責任者／尾又　大輔

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