第８２７号／打ち込めるものがある人は、自分を掘り下げる機会を日常化している。 - 自分の信念がすべての現実を引き寄せる法則〜ハイパフォーマーズになるための方程式

自分の心が余裕がないときや

落ち込んでいるとき、

どうしようもない時って、

人生では必ずやってくる。

そんなときに、

誰かに話を聞いてもらったり、

何かをして気持ちが

リフレッシュしたりできるものがある人は、

人生を楽しむことが出来る人。

それは、スポーツでも趣味でも

何でもいいと思う。

私の場合も、

当然、日々生きていれば、

さまざまな感情が起こりますので、

いかにそれをコントロールして、

自分のペースで生きていくことが

できるかどうかが重要だと思っています。

そのいくつかあるなかで、

大事にしていることが、

武道のトレーニング。

その中には、

ウエイトトレーニングや加圧トレーニング、

ロードワークやダッシュなども入ってくるのですが、

自分の弱い心と向き合うことのできるもの、

何でもいいと思うのですが、

私の場合は、

武道のトレーニングは、

自分を見つめ直すことがでるものであり、

「内にある本当の心の声」を
きちんと聞くことのできる

本当に貴重な時間だと思っています。

もう１０年以上書いている
日誌もそのひとつですが、

人は１日に５万～６万回のことを

考えていると言われているので、

日誌と向き合っているときに、

出ない感情や想い、言葉が、

たくさん浮かんでくる瞬間が、

たくさんあるんですよね。

仕事もそうですが、

生きていく上での
自分のアイデンティティーを

再確認するものといえるのかもしれません。

「これをやらなければ、俺には何もない」

「これがあるから自分は生きていることを実感できる」

「これは、俺にとって生きる原動力」

仕事は当然として、

それ以外で、

そういう趣味というか、

打ち込めるものがある人は、
自分を堀り下げている機会を持っていない人に比べ、

自分を掘り下げる機会を日常化しているわけですから、

人より深くなるのは、

当然と言えば当然ですよね。

とくに今は、スマフォンの普及で
インターネットのインフラ化で、
いろいろな情報が勝手に入ってくる時代で、
誰もが忙しいので、
なおさらです。

昔の武道家は、

自分が生きていくために、

そういう修行みたいなものが、

常に自分のなかにあり、

いつもそういったストイックに生きていると、

心のゆとりがなくなるので、

その他に、

芸術、例えば書などを行っていたと

何かで読んだことがあったのですが、

たしかに、昔の武道家って、

びっくりするくらい達筆な方が多いんですよね。

先人の生き方には、

現代人が忘れてしまっているヒントが、

たくさん詰まっている。

私たちは、便利さのありがたさを
再確認することと同時に、
つい霞みがちな自分自身の本当の声を、
はっきりと聞く時間が
いまこそ必要だと思います。

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発行責任者／尾又　大輔

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