ほんの少しでもきっと「何か」が届くと信じて。

昔から失恋の連続だった私。
20才のころ、
その中でも自分の中で大きな失恋がありました。

今から考えると
単に私が男として
全くいたらなかったことに尽きるのですが、

「好きな人ができたの」

と、突然の別れを告げられたショックは、
まさに晴天の霹靂で、
若かった当時の私には、
自分がすべて悪いとわかっていても、
なかなか受け入れることができないほど
きびしいものでした。

ぽっかり穴が空いた心を埋める余裕がなかった私は、
いてもたってもいられなくなり、
季節は真冬の夕方だったのですが
何の計画もなく東北行きを思いつき、
数時間後には列車のなかに。

当てもなく放浪した数日間でしたが、
東北のその場所その場所で、
出逢った多くの自然や
そこで出逢った道中での
人々の笑顔や何気ない会話は、
傷心でいっぱいだった自分の心に
「一歩踏み出すための」
たくさんの新しい風をいれてくれました。

その放浪した地区が、
今、東日本大震災で
大打撃を受けた東北の大部分の地域。


だから多くのお亡くなりになった方々、
行方不明になっている方々、
避難生活の方々を思うと
胸がはりさけそうになります。

あのとき、たった数日間でしたが、
そこで出逢ったものは、
今の自分の大切な核のひとつ。
あの時あの場所にいかなかったら、
間違いなく今の自分とはちがう自分が
存在していました。


その自分を助けてくれた恩人ともいうべき場所が、
大変な状況になり、
そして今は再生を誓い、
一歩踏み出して立ち上がろうとしています。

多くの方がいろいろな形で支援する中で、
私がいる茨城県も
東北にくらべたら規模は小さいかもしれませんが
被災しました。


これまで私個人もできることはしてきましたが、
今回、私が14回主催している、

「なりたい自分になる！
一歩踏み出すキャリアデザイン養成講座シリーズ」でも、

特別版として
東日本大震災チャリティーライブトークイベントを
７月１６日の土曜（１４時～１８時）に
東京・秋葉原での会場にて開催します。


今回のゲスト講師は、
バックパッカーとして
世界一周をしてきたメンバー、海外を旅してきた6名が集結、
世界を旅したときの体験談を
お話しをしていただき、
そのバイタリティー溢れる体験から
実際の旅でのトラブル体験なども再現していただき、
参加者の方々に
「さまざまな一歩踏み出すきっかけになるヒント」を
メッセージとして
発信していただきます。

また会場でフリーマーケット等も開催し、
参加費を含めた収益金は、
経費をのぞき全額義援金として東北におくります。


金額としては微々たるものかもしれませんが、
それでも何か、
東北の人たちにできる範囲でのエールを送ろうと。

亡くなられた方々、
今も見つかっていない方々、
今大変な想いをしている方々に
ほんの少しでもきっと「何か」が届くと信じています。



賛同できる方、ぜひ当日会場に足を運んでくだされば
と思います。



次の記事で詳細アップいたします。